bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

202302011 歌舞伎座覚書 霊験亀山鉾 (3回目)

本日のイヴェントについての備忘録簡易版

イヴェントのサマリー
01.イヴェントの名称
二月大歌舞伎 第三部
02.イヴェントの会場
歌舞伎座
03.イヴェントの日時
2023/02/11
04.イヴェントのテーマ・内容
霊験亀山鉾 亀山の仇討
記憶の整理
05. 座席・見え方
一等席 2階1列37番 中央よりは上手寄りだがバランスは悪くない
06.3行コメント
a. ちりばめられた対称形が楽しい。幕の構成 (公の場 -> 善人たちの世界 -> 悪人たちの世界 -> 善人たちの世界 -> 公の場) とか登場人物 (おつま <> おまつ、悪人善人公人それぞれに二役) とか。黒い紐で着物をくくる姿が美しい (ここも相手方の白装束と対称形)
b. 源之丞の早変わりようやく把握した
c. 水右衛門以外の殿方がみなへにゃへにゃ、というか源之丞がまじへにゃへにゃな一方で女たち一本通りまくり。役どころがすてきなお松。貞林尼もかっこいい。おつま強い。でも見て聞いて面白くて心地よいのはなんといってもおっちょこちょいのおりき
07.イヴェントへのmotivation
わたしとはぜんぜん異なる見えかたをするP氏と一緒に観るのが楽しみ
08.本日のtake away
そういえば初日冒頭の卜庵と伴介との会話で「水右衛門がめしうど同然」と話していて盲 (めしい) 的設定なのかと思ったらぜんぜんそういうことがなかったのだけどそうか「囚人」かあ
09.本日の疑問とか心残りとか
なぜ最後水右衛門は敗れたんだろうな…基本的に狡いやり方で相手を倒してきた人であってガチの剣士との御前試合では負けてる、とはいえ女と幼子と奉公人相手ならほんとうに「なで斬りだー」で行けそうな気がするのに倒れる。突然。運命に見放されたみたいに
10.その他特筆すべきこと
当初の予定では初日からすぐと最後の週とに1回ずつ見るというつもりだったのだけれどなにかそれどころではなくなってしまった。舞台に立つ人はその時その場で出会えなければそれっきり。せっかく孝夫と玉三郎の同時代に居合わせながら追わずにきてしまったことを今更ながらほんとうに後悔している
記録する事項
11.時間について
17:30 - 20:50
12.会場について
特になし
13.運営について
特になし
14.物販について
特になし
15.本日の天候と服装
パープルのセーター黒レースのスカートツイードのコート
16.同行者
P氏
17.イヴェント前後の行動
前: 慎重にP氏の予習を支援。初見のわくわくを壊さず話から脱落もしないように。自宅から直行
後: 歌舞伎座裏のフレンチビストロでごはん。最後の場の祝祭空間が面白かったことなど話す
18.本日の支出
P氏のチケット16,000円
19.本日をサマライズ
観劇のあとで感想を話せるのが楽しかった日
20.次回への申し送り
覚悟を決めて行けるだけ行くこと