bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

20230209 歌舞伎座覚書 霊験亀山鉾 (2回目)

本日のイヴェントについての備忘録簡易版

イヴェントのサマリー
01.イヴェントの名称
二月大歌舞伎 第三部
02.イヴェントの会場
歌舞伎座
03.イヴェントの日時
2023/02/09
04.イヴェントのテーマ・内容
霊験亀山鉾 亀山の仇討
記憶の整理
05. 座席・見え方
一等席 2階東桟敷6-1番。縦位置としてはほぼ真ん中。花道がすべて見渡せ、ステージも良い角度で見える
06.3行コメント
a. 登場するとき舞台の袖から呼び出しに応じる声がもう悪くてぞくぞくする
b. 八郎兵衛がきーきー怒っていたところからすっと変わって言う「おべえてろよ」ああこの人はもう許さないなあっていう
c. 悶て息絶える水右衛門にふと、かつて「かくし芸大会」のドラマで口から血の塊を吐いて死んだ沢田研二を思い出した
07.イヴェントへのmotivation
前回拾いきれなかった仁左衛門の姿をすべて感じ取る
08.本日のtake away
ようやく筋書を読んだので人間関係を把握した状態になれて、その上でぜんぶ背景に押し込んでただただ目の前の仁左衛門を見た。善き人も悪しき人も背景はそんなにどろどろしてなくてひたすらに表層にとどまる水右衛門が悪
09.本日の疑問とか心残りとか
偽手紙のトリック…騙されているのは誰なんだろう? 1回目では水右衛門の側の人間が手紙を開くことなくおつまに読ませたところでようやく罠だとわかったけれど (そもそも伴介が「水右衛門の顔を知らない」と嘘をついたところでわかっているべきだった)、八郎兵衛はどれだけわかって巻き込まれていたのか。八郎兵衛はほんとに底から怒っている。おつまに惚れているところをうまい具合に利用されたのかなあ
10.その他特筆すべきこと
やはり前回の最後の立ち回りは事故的に足を引き摺っていたのだなあとようやく分かった。その状態であの場面を演じきったことの凄さも
記録する事項
11.時間について
17:30 - 20:50
12.会場について
桟敷席はたいそう快適だった。ステージから花道まで余すところなく見渡せて手元にお茶菓子を置いておけてメモを取ったりもできる。掘りごたつ式の席で靴を脱がなければならないのが難点だけれど
13.運営について
特になし
14.物販について
劇中に出てくる「水右衛門に生き写しの役者仁左衛門の団扇」なぜ限定グッズとして発売しないのか
15.本日の天候と服装
晴れ 赤スカート黒セーターSSL'Aハーフコート
16.同行者
なし
17.イヴェント前後の行動
前: 自宅から直行
後: 白金までタクシーを飛ばしてP氏と晩ごはん
18.本日の支出
ペットボトルのほうじ茶、幕間に食べるお菓子、白金までのタクシー代
19.本日をサマライズ
初めての桟敷席は、ああ「観劇」してるんだなあという体験
20.次回への申し送り
スマートに桟敷席を上がり下りする方法を見つけること