bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

南座 玉三郎特別講演覚書

本日のイヴェントについての備忘録簡易版

イヴェントのサマリー

01.イヴェントの名称
坂東玉三郎特別講演
02.イヴェントの会場
歌舞伎座
03.イヴェントの日時
2022/08/05
04.イヴェントのテーマ・プログラム
東海道四谷怪談・元禄花見踊
05.チケットの値段
17,000円

記憶の整理

06.同行者
P氏
07. 座席・見え方
一等席 1階10列6番。花道際、縦方向にはほぼ中央。花道での演技を間近で観たくてこの席を選んだ。それだけのことはあったと思う
08.3行感想
a. 岩の踏み躙られたプライド、武士の娘武士の妻としての矜持から生じた怒りが玉三郎の肩と絞り出すような声から見えた
b. 岩を足蹴にして花道を進む愛之助の伊右衛門には疲れが載っていた。そんな矜持意識プライドなどもういいうんざりだ疲れた。孝夫さんであればそこに本来なら美しかったはずの存在が崩れることの凄まじさが見えるのではないかという気がするけれどこの伊右衛門には虚構の後の空疎な重さを感じる
c. 元禄花見踊は宝塚のレヴューみたい
09.本日の発見・学び
原作を読んでから臨むとどのように変えて演じられているのかよくわかる。歌舞伎は台詞の自由度が高いというのは分かってはいたけれどあらためて
10.本日の心残り・疑問
そういえば大鼠が猫を咥えて逃げ去るの、どう見せるのか楽しみにしていたのだけどやらなかった
11.イヴェント前後の行動
前: 京都中央信用金庫旧厚生センターでBrian Eno Ambient Kyoto、一旦戻って着替えて劇場へ
後: 葛切り-> うどん
12.その他特筆すべきこと
後から知ったのだが今回の出演者は玉三郎愛之助以外もすべて「歌舞伎の家系の出身ではない役者」だった。このことに玉三郎の意志を見るならば、玉三郎という稀有な存在が歌舞伎に現れてそこから溢れ出していったのだということをあらためて思い知る気がする

振り返り

13.本日の天候と服装
晴れ、とても暑い。Desigualの原色系ノースリーブワンピース
14.時間について
14:00-16:15
15.会場について
座席が狭いと聞いていたけど気にならず。花道の演技を間近で楽しめた
16.運営について
筋書き売り場あたりの動線が少し混み合っていた
17.物販について
筋書きを購入
18.本日の支出
チケットと筋書き
19.本日をサマライズ
玉三郎の強度と愛之助の現代性
20.次回への申し送り
次の玉三郎特別講演を観ること