bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

30選・使用前(2003年1月23日午前2時以前)の音楽遍歴

宗教曲とタンゴとシャンソンを浴びるように聴いた幼少時
01. Kyrie (Misa de Angelis) クリスマスの深夜ミサで初めてこれを聴いた5歳の時、わたくしのなかに音楽の観念が生まれたと思う。
02. A Media Luz / Carlos Gardel あまりに激しい郷愁をかきたてられたため、幼いわたくしは「ブエノスアイレス」というどこか遠い場所が故郷なのだと思っていた。
03. Gabriel Fauré Cantique de Racine この響きは今にいたるまでわたくしの魂の血であり肉だ。
04. L'aigle noir / Barbara


ルネサンスバロックときおり深夜ラジオを聴いた高校まで
05. J.S.Bach Die Kunst der Fuge BWV1080 初めて買ったレコード(not CD)はこの曲だった。
06. J.S.Bach Lautensuite BWV995 Warter Gerwig ゲルヴィヒのリュート集はすべての響きがわたくしから流れだすように思える。
07. Josquin des Prés Missa Pange Lingua
08. Henry Purcell Chacony 弦楽部で演奏した。
09. The April Fools / 高橋幸宏 夜更けにこの曲が流れると短い眠りにつく。
10. Perspective / YMO
11. Save a Prayer / Duran Duran
12. Sunday Bloody Sunday / U2


いろんな人に出会って聴くものが増えた大学あたり
13. Where the Streets Have No Name / U2
14. Modern Love / David Bowie*1
15. "Heroes" / David Bowie
16. Five Years / David Bowie
17. Walls Come Tumbling Down / The Style Council 初めて行ったクラシック以外のコンサートはスタイル・カウンシルのだった。
18. Everyday I Write a Book / Elvis Costello
19. May I? / Kevin Ayers 生涯の親友となった人が知り合ったときにくれたカセットテープの1曲。
20. Little Red Corvette / Prince
21. Chelsea Girls / Nico


以降さらに開拓
22. My Way / Sex Pistols
23. J'attendrai / Lina Ketty
24. Polegnala e Todora / Bulgarian Voices
25. Summer in Siam / The Pogues
26. Fiesta / The Pogues 横浜で開催されたWOMADで観た。ほんとに楽しかった。
27. Swordfishtrombone / Tom Waits
28. Jóga / Bjork
29. When You're Falling / Afro Celt Sound System
30. Baby's on Fire / Brian Eno


とりわけ大学あたりまでのは聴きすぎてもはや「好き」という言葉すら違和感を感じるレベル。
実際に聴くことが少なくなっても脳内のプレーヤーにしっかり格納されていてふとした拍子に再生される。

*1:ここは敢えて映画『汚れた血』の疾走シーンを。