bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

L'7@東京3日目

本日のLIVEについて五十の備忘録*1

01.観たバンド
L’Arc〜en〜Ciel
02.公演場所
東京ドーム
03.本日の日付
03/06/08
04.公演タイトル
TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜"
05.チケットの値段
9000円
06.本日の天候
雨。午後早い時間は結構激しく降り、開演間際に小雨。人に渡すポスターを持ち歩くのにわりと工夫を要した。終演後もかすかに水滴を感じる程度に降り。
07.本日のファッションテーマ
悪天候と先生業とライヴとすべて考慮する。形の気に入っているゴールドのストライプのシャツと膝丈の黒シフォンスカート
08.開演前の行動
午前中講義。午後マイミク嬢と東京ドームホテルのラウンジでお茶して、彼女の購入した国内ツアーパンフと私の海外パンフとを比較チェック。結論から言うと構成のほとんどと写真は同じだけど、(1)装丁は海外版ソフトカバーに対して国内版ハードカバー。(2)国内版はタイトルページ1枚が増えている。(3)表紙内側の模様の大きさが違う。(4)国内版は一部のページで紙質がより上質な艶紙になっている。こんなもん。マイミク嬢様ありがとうございました。
09.開演前の意気込み
自力チケットのうち今ツアー最高のBブロックを堪能する。超kenちゃんよりだとしても。
10.同行者
なし。
11.チケットの売れ行きおよびフロアの混雑の程度
当日券は出てたはず。
12.座席または立ち位置
アリーナB14の1列目。直前まで下手側との交換を模索したものの叶わず。上手側花道前。とはいえブロック最前だったので見晴らしはかなりよく、稀にヴォーカルの人に視界を塞がれる以外はベーシスト様がよく見えた。
13.始まる瞬間に思った事
よーそろー!(2日間陸地ないし距離を隔てた海上からみてる感じだったのに対し、今日は船の乗組員な気持ち。)
14.ライヴ中のノリ方
要所要所でモニタをチラ見しつつてっちゃんを見つめる。自分のリズム感で心地よく踊る。
15.セットリストについて
本日はDAYBREAK'S BELL→sell my soul、その後SHINE。永遠はなし。P'UNKはmilky wayとFeeling Fine。milky wayは原典回帰な感じで楽しかった。みんな上手くなってしまって。
16.嬉しかった事・楽しかった事
嬉しかったのはSHINEが戻ってきたこと。毎日やったっていいじゃないの?
17.面白かった事・笑いどころ
特定の瞬間じゃなくずっと通して楽しかった。何も思い煩うことなくディテールを楽しみ大きな世界観に酔える。こんな船が他にあるだろうか?
18.涙した事
本番中はずっとシャットアウトしてたけど、終演後ご飯食べてる途中で泣けてきた。サブステージの奇跡。色々わかっているけど、どうしても。なぜ初日だけは降りてきてくれなかったの。あんなに近かったのになぜ。
19.哀しかった事及び怒った事
カメラスイッチが遅い! 遅すぎる! ヴォーカルの人のアップには食傷!
20.自分以外の客の様子
隣席の2人連れの女の子たちがサイリウムの使い方を細部にわたって検討していて面白かった。参考にさせていただきます。
21.自分の様子
通常時向テツ性300%、パンク時100%。わりとバランス良くモニタも見た。サブステはほぼ見えないに等しかったので、周囲の客もみんな肉眼とモニタと交互にきょろきょろしてテニスの試合みたいになってた。
22.特記すべき演出
get out from the shell。後方の席だったときには気づかなかったディテールが色々。ここらへんで幽霊船長登場。あと別の海賊がステージの両サイドでアクロバットしてたり。雰囲気に合ってるし決して音楽を妨げないし楽しい。
23.特記すべき出演者の衣装
ピンクジャケット+赤チェックスカート+黒パンツ+白靴→ノースリ白シャツ+黒ベスト→ P'UNK時両袖と身ごろが全部違う生地でできたTシャツ。
24.出演者が投げたもの
バナナ、ボール、P'UNKの時にピック(つかそれ誰の)。
25.演奏・音響について
〈演奏〉1曲目からめちゃめちゃ動く。1曲目のREVELATIONだけでシアキス全公演あわせたぶんくらいの運動量といっても過言でない。あ、超えた、と思ったのはDAYBREAK'S BELLのとき。My Dear→forbidden lover→SHINEでピークに。そして星空も。熱っぽい集中。LORELEYのコーラスの2回目でちょっと音を外した。〈音響〉スタンド真正面で聴いた2日目のバランスの良さには劣るけど、サイドに寄っていたことを考慮すればあまり文句は言えない。ヴォーカルとギターがきこえすぎ、特にギターの中音域がキンキンして、ベースが高音域に出張ってくるところをかき消してしまっていたのが残念。低音域は良い感じ。
26.盛り上がりの程度
曲に忠実に、でも幕間ドラマ第3話が終演後まで引っ張られたために、全体に待ちの体勢だったと思う。
27.終わった瞬間に思った事
終わりが近づいてくるんだ。
28.心に残った一曲
LORELEY。こんなにも激しい、熱っぽい曲だったなんて。
29.心に残ったMC
超裏声の「やったーーーーーーーあ」。HEROES見てみようかな。
30.心に残った煽り
元気あんのおーーーー。
31.物販についての感想
スタッフの人が着てる海賊Tシャツ、販売してくれたらいいのに。ダークカラーのボーダーで背中に髑髏。ツアー中は無理でも終わってから通販とかでも。
32.アンケート用紙についての感想
なし。
33.公演場所についての感想
東京ドームホテルに初めて行ってみた。便利だけど東京ドームの客の通路状態でもあって、ホテルとして雰囲気を維持するのは大変だろうな。
34.本日のハイライト
THE NEPENTHES 〜SHINEまで。熱が落ちない。緻密さと熱気と。あらゆる種類のベースの表情を聴くことができる。
35.本日の心残り
最後のMCでhydeさんがなにやらいい感じで話を振った瞬間のてっちゃんをカメラが捉え損なったこと。今回全体にカメラが間抜けすぎる。少なくとも類型的すぎる。そしててっちゃんの良いところを知らなすぎる。延々ヴォーカルのドアップなんてラルクのライヴでやることじゃないでしょ。もっとラルクを勉強しとけばかー。
36.本日の疑問
全然気にしてなかったんだけど2日目の思わせぶりなMCを受けてちょっと考えながらNEXUS 4聴いてみた。コーラスの入り方サビ前の半音下がり進行畳み掛け展開はどれもてっちゃんの得意技。唯一ギターソロ前の微妙にカレー臭い音が、これがてっちゃんの引き出しから出たとすればちょっと新しい。シタールならbirth!の再来なんだけどそこまで徹底してないあたりはどうなんだろう。
37.本日一番輝いていた人
ベーシスト様。
38.本日一番愛しい人
ベーシスト様
39.本日一番
10:39+09:00">残念気の毒だった人:張り手3発食らって振られた純一さん。
40.本日の「もし … だったら …」
思ったら負けだわ。
41.出演者にちょっと一言
どの曲でステージサイドに動くかってのはおそらくあらかじめ決めてあって、今回少なくとも" 3曲でてっちゃんが上手側に動くことになってたはず。Caress of Venus・Killing Me・Link。それなのに後の2人が勝手気ままに動いたり動かなかったりするのでてっちゃんがなかなか予定通りに上手側に来られない。Linkのときてっちゃんが曲の初めから上手側を窺ってるのにギターの人が何を思ったかふらふら上手花道にやってきて居座ってしまい、ようやくどいてくれててっちゃんが来たときにはもうメンバー紹介が始まりかけててあっという間に戻っていってしまった。kenちゃんのばかーーー。あとDrivers Highの歌い終わりのところでヴォーカルの人がキレイにてっちゃんへの視線を塞いでくれて、いくら頑張ってもヴォーカルの人が気持ちよさそうに腰を振ってるとこしか見えなかった。
42.出演者に愛のメッセージ
登場したとき、捌けていくとき、会場全体を見渡すあなたの儚い表情が胸に刺さりました。会場を呼吸してる、そんな感じ。聴き手にとって以上に、ラルクのライヴ1本1本が大切なものなのだと思い知らされました。
43.その他ライヴについての感想
石田純一経由でのメッセージ。持って回ったやり方が、らしい感じ。振られたときはなんかこう拍手喝采だった。
44.出演者総評
てっちゃんがとことん己を使い果たしてライヴする姿を見られたのが何よりも素晴らしい。でも、もっともっと。
45.ライヴ後の行動
さくさく帰宅。
46.本日のライヴは100点満点中…
93点。
47.本日のライヴを一言で言うと
海火事。
48.本日の支出
交通費、お茶、タクシー。
49.今日という日について
席位置の影響は否めないけど素晴らしいライヴ。1・2日目は海のこちら側から、あるいは遠い陸地からその「船」を眺めてるみたいだったけど今日はその船に乗ることができた。なんという大きな船。ラルクのメンバーの一人一人はラルクより大きい、そして4人の総和よりもラルクは大きい。その後者を目の当たりにしたと思う。(だからこそわたくしはてっちゃんにもっともっと音楽してほしい。自らの生み出したラルクよりも更に大きな存在であるてっちゃんをもっともっと目覚めさせ、離陸してほしい。)
50.次回ライヴ予定
L'Arc〜en〜Ciel 07/06/2008 京セラドーム大阪。

*1:質問提供:http://www.xxice09.x0.com/  質問51〜55は省略。