bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

シアキスファイナル備忘録(ちょい訂正済)

本日のLIVEについて五十の備忘録*1

01.観たバンド
L’Arc〜en〜Ciel
02.公演場所
マリンメッセ福岡
03.本日の日付
17/02/2008
04.公演タイトル
"TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS"
05.チケットの値段
9000円
06.本日の天候
晴れ、寒い。
07.本日のファッションテーマ
ツアーロンT着用。
08.開演前の行動
正午までホテル。博多駅で土産を一通り買ってから一旦空港で手荷物を預け市内に戻る。天神にAUX BACCHANALESがあったのを思いだしたので、前日の備忘録書き取りながらそこで食事。これは昨年末福岡に来た際ハリクリのジグソーパズル集めに地図を片手に天神を歩き回った成果。自分に関する限り天神キャンペーンは確実に功奏の模様*2
09.開演前の意気込み
次があると思わないように、最後の1音まで受け取ってくる。
10.同行者
なし。
11.チケットの売れ行きおよびフロアの混雑の程度
今日もまた事前には売りモード。昨日ライヴ後には更に今日の参加席が販売されていたし。実際には見る限りふつうに埋まってるけど、空気は確かにファイナルっぽくないっちゃあ、ない。次のツアーとシングルリリースが発表済みで、多くのファンの気持ちの中で緊迫感が薄れてるんだろう。基本的にラルヲタは「これっきりで解散しちゃったらどうしよう」という強迫観念に煽られて行動するので、次が決まってるときとそうでないときで悲壮感が全然違う。
12.座席または立ち位置
スタンドC10列5番。前日に比べたら遠いけどてっちゃんの立ち位置はすべて見通せるし、高さ的にはステージからちょっと上くらいになるので結構良い席。
13.始まる瞬間に思った事
てっちゃん!!!!!
14.ライヴ中のノリ方
ほぼ直立不動に近い(P'UNK除く)、のつもりがスタンド席の床がめちゃめちゃ揺れるのでその振動に同期していた方が楽ということに。ここは船の甲板なんだと思うことにしたらコントロールしやすくなった。
15.セットリストについて
偶数日ver.ファイナル仕様 。SHINEの代わりに接吻をフルで。ベーシスト様だけ見続けてる自分には、kenちゃんがイントロを弾き出したときの待機姿勢でなんとなくフルでやるって分かった。いつもは寸止めに向けて体を硬くしてたけど今日は軟らかい姿勢で楽器を構えてたから。P'UNKはFeeling Fine 2007とHONEY 2007。
16.嬉しかった事・楽しかった事
1.接吻をフルで聴けたこと。ギターソロの裏でベースを響かせるてっちゃんの姿が好きだ。SHINE聴けなかったのは切ないけどね。2.浸食。ベースの決め所が超ばっちり。
17.面白かった事・笑いどころ
「テツはリサイクルするらしい」。自分の周りの客はみんな「どうリサイクルすんのよ」てな感じでどよめいていた。
18.涙した事
ハリクリのたたみかけるようなエンディングの後、余韻の中、深々と一礼して去る姿。
19.哀しかった事及び怒った事
明日ライヴがないこと。
20.自分以外の客の様子
今日もコスプレ率高め。なんとなく似た服装をっていうんじゃなく気合いの入った仮装の人が多い。視界に「白のずるずるハイド」が3人もいたし。
21.自分の様子
向テツ性250%。
22.特記すべき演出
CMはメンバー登場バージョン。てっちゃんの頭に乗っかってるのがリスだということをようやく確認。
23.特記すべき出演者の衣装
黒の裾模様の白スカート+光沢グレーのパンツ+黒ジャケット(丈長め)→黒ベストに→P'UNKは赤いタータンチェック白ヘムの燕尾コート(超似合う)→前身頃に細かいモノトーンの柄のある白ブラウスだけに。最後のこの姿が眩しくて一瞬意識が飛びそうに。
24.出演者が投げたもの
STAY AWAYでバナナ。P'UNKでバナナ水鉄砲。Linkの後に手元がきらっとしたのは多分ピック。
25.演奏・音響について
〈ベーシスト様〉昨日見せた「平常心」は偶然じゃない。平常心のその先へ、楽々と、平然と歩いていく。むしろ淡々としてすごい音で弾きまくる。コーラスは初めからピッチが安定して良い声。〈音響〉昨日よりずっと良い。ヴォーカル・ギターも不快の域ではない。混ざり合って響く。そこからベースを聞き分けることができる。
26.盛り上がりの程度
今日もウェーブはスタンド主導。とりわけ1番ステージから遠いエリアが元気で、途切れることなく何度も何度も波を産んでいた。アリーナ最前の人たちが煽る図はよくあるけどこういうのは初めて見た気がする。これって幸せなことだよね。
27.終わった瞬間に思った事
てっちゃんまだ行かないで。
28.心に残った一曲
海辺。曲そのものが命を得て圧倒的な力を帯びて立ち上がってきた。演奏者の存在を覆ってしまうほどに。てっちゃんさえもみえなくなるほどに。
29.心に残ったMC
ハリクリ前のMC中の出来事。満面の笑顔で雪だるま人形と戯れる姿が。→この雪だるまを演奏後hydeが客席に投げた。心から、心から欲しいと思った。
30.心に残った煽り
今日もファルセットで「センキュー!」
31.物販についての感想
ノーチェック。
32.アンケート用紙についての感想
存在しない。
33.公演場所についての感想
スタンド席が低い。一番前の方はアリーナと変わらない高さ。
34.本日のハイライト
砂時計〜海辺。上でも書いたように曲そのものが生きたものになって演奏者を飲み込んでしまう、それゆえの暗闇ならば、何も見えなくても良いんだと思った。
35.本日の心残り
欲を言えばSHINE。1曲増やしてくれても良かったのに。でもきっと次のツアーにもこの曲の居場所はあるんだと思う。
36.本日の疑問
パリではどんなセトリになるんだろう。マイドリの「夢を描くよ」のところでふとフランス人たちが大合唱している絵が浮かんだ。きっと似合う。KISS曲ならALONEとか海辺も行けそうな気がする。もちろんPiecesは演って欲しいなあ。いっそ黒い鷲とかカバーしちゃたらいいのになあ。
37.本日一番輝いていた人
ベーシスト様及び海辺のコンポーザー様。
38.本日一番愛しい人
白いブラウス着たきらきらのベーシスト様。
39.本日一番残念だった人
ハイドさんあなたです。上手花道方向に動きかけるてっちゃんの動線を軽やかに塞いでくださいました。都合3回。
40.本日の「もし … だったら …」
ないわけじゃないけどもういいや。
41.出演者にちょっと一言
見えないけどキーボード(ピアノ)の人。最高でした。spiralも海辺も。
42.出演者に愛のメッセージ
てっちゃん。今日私の目に映ったそのままの姿で今日ここにいてくれてありがとう。
43.その他ライヴについての感想
ここまでで書ききれなかったこと。ヴォーカルの人ギターの人が両花道に行っている間ステージ中央にいるてっちゃん。あまり誰もみてなさそうだとなんて楽そうにかっこつけてるんだろう。その点New Worldの時は大変。前半は花道に一人でいて観客の視線は大半逸れてるけど、ヴォーカルの人が近づいてくるにつれて盛り上がりがまるっきり変わる。あらかじめある程度遮断してないと調子狂うよね。マイドリで後ろ足を蹴ってリズムを取る仕草。プリガでは頭を前後に振ってノリノリ。デイブレはやや挙動不審。ハリクリではてっちゃんをみる視線の先、下手舞台裏にタンバリンの人がいた。その人にあわせてノルと良い感じ。みんながやってる左右に揺れるのってベースの導くところとはなんか噛み合わない。
44.出演者総評
今日もまたP'UNK絶好調。TETSU P'UNK様はついに床に寝転がって歌ってた。そしてP'UNKでこれだけ盛り上がってもL'Arcとしての高いテンションが途切れない。それは空中ブランコを思わせる。P'UNKは遊びだけど、それは優れて本気の人たちだけに可能な純度の高い遊びで、だからL'ArcからP'UNKへ、そして再びL'Arcという離れ業が可能になるんだと思う。
45.ライヴ後の行動
タクシーが足りなくなる前に並べるようにてっちゃんの後ろ姿が消えたらすぐに会場を出る。思ったより早めに空港に着いたら搭乗予定の最終便が機材の都合で遅れるとかで、早割のチケットだったけど1本前に振り替えられた。福岡空港限定ビール買って搭乗待ち*3 。機内でライヴのメモを書いて、25分遅れて羽田着*4
46.本日のライヴは100点満点中…
95点。代々木2日目からずっとライヴが素晴らしすぎて採点基準を見失っているのだが。
47.本日のライヴを一言で言うと
テント。
48.本日の支出
土産たくさん(からすみ・明太子・馬刺し)、AUX BACCHANALESのサラダとワイン、地下鉄・バス・タクシー代、ビール。
49.今日という日について
「わたしは生き、かつ死に、火と燃え、水に溺れる、/冷たさに耐えながら、灼熱に身を焦がす、/生はこの身にはあまりに優しく、あまりにつれない、/歓喜の混じる深い憂いにひたされているわたし。」(ルイーズ・ラベ『ソネット8番』入沢康夫訳) ちなみに本日でラルクライヴ参加50本目*5
50.次回ライヴ予定
09/05/2008 Le Zenith de Paris ということにしておく。

*1:質問提供:http://www.xxice09.x0.com/  質問51〜55は省略。

*2:ジグソーパズル欲しさにわざわざ福岡行ったわけではナイ。

*3:こんなところにも12月に福岡に来た経験が生かされている。

*4:迎えに来てくれた上に夜中のからすみパスタにつきあってくれた同居人氏に感謝。

*5:2004年のRock Odesseyをカウントすると51本目になる。