bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

何をどれだけ見ているか(*誰をどれだけ、ではない)

85% 顔、できれば目。
5% 横顔、とくに顎
5% 手、できれば指
4% 全体の立ち姿
1% 服装
以上すべて「てっちゃんの」。双眼鏡・オベラグラス類は使わず眼鏡のみ装着。基本的にモニタは見ない。何らかの事情で死角に入ってしまった場合だけモニタで探す。

だからこんなことが起きる

  • 7公演参加したAWAKE TOURでは1曲目でハイド氏がステージではなく高いところで歌っていたことをDVD化されるまで知らなかった。REVELATIONで法衣を着て練り歩く姿もDVDで初めて見た。
  • 6公演参加のまたハートに火をつけろツアーでは毎回てっちゃんの足の間をくぐっていたらしいハイド氏の姿を一度も見たことがない(てっちゃんの表情からその辺にいるっぽいのは察していたが)。
  • 先日のシアキス福岡ではアリーナ12列目上手側でてっちゃんを凝視してたにもかかわらず、目の前でハイド氏がてっちゃんの頬にちゅうした(らしい)ことに気づかなかった(隣に来たなというのは漠然と感じたのだが)。
  • 実はてっちゃん自身の服装も覚えていないことが多い。顔から遠いボトムスとか靴とかは特に。*1

もし好きな人と向き合って話せる機会があったら、たぶん私は全霊でその人の話すことを聴きながら、ずっとその人の目を見てるだろうと思う。それと同じ。ライヴが終わってみると圧倒的なベースの歌声と瞬間の眼差しだけしか記憶には残ってない。

そんなわけだからライヴ写真集は私にとって行ったライヴの追認には決してならなくて、瞬間に消えてしまったてっちゃんの眼差しの痕跡を探すための別の場所みたいな、そんな感じに思える。その意味で今回のは見事に痕跡に溢れた写真集だったのだけれど、できることならてっちゃんの写っていないのをすべて抜かして1冊にまとめてくれないだろうか。

それにしても、恋をしてキレイになるのは女の子だけかと思っていたよ。

*1:しかしてっちゃんへの視線を遮って歌った曲とかてっちゃんが近くに来ようとする動線を塞いだ回数とかはねちっこく覚えている。