本日のLIVEについて五十の備忘録*1
- 01.観たバンド
- TETSUYA
- 02.公演場所
- 代官山UNIT
- 03.本日の日付
- 19/01/2010
- 04.公演タイトル
- PREMIUM NIGHT PARTY "TETSUYA DE 徹夜〜平日でゴメンナサイ〜"
- 05.チケットの値段
- 8000円
- 06.本日の天候
- 入場直前に小雨がぱらついた。
- 07.本日のファッションテーマ
- 深く分かりにくくテツヲタする。グレーのニットワンピ+ジーンズ+ブーツというごくふつうの服装にドッグタグペンダント、服の下にTETSU69のベルト、ポケットにペコちゃんタオル。Roulette用タオルはコカコーラパロディの。
- 08.開演前の行動
- ぎりぎりに行って番号通りに入場。
- 09.開演前の意気込み
- 全部見届けて、全部受け止めて、できることならなにかを伝えてくる。
- 10.同行者
- なし。
- 11.チケットの売れ行きおよびフロアの混雑の程度
- sold out。ほんとにぎゅうぎゅう。
- 12.座席または立ち位置
- 1回目の演奏が始まった時点でフロアほぼ中央。その後押され流されてトーク以降は下手寄り3分の1、10列目くらい。
- 13.始まる瞬間に思った事
- これ現実かしら?
- 14.ライヴ中のノリ方
- 死なないように殺さないように、そして「だいすき」って叫ぶ。
- 15.セットリストについて
- 総棚浚え状態で出し尽くした感じ。もう一度聴きたいとずっと思ってたCan't Take My Eyes Off Youが最後の最後に出てきて嬉しかった。カヴァー曲はどれもほんとによかった。
- 16.嬉しかった事・楽しかった事
- むしろ嬉しくなかった・楽しくなかった瞬間が存在しないくらいの。
- 17.面白かった事・笑いどころ
- 星子さんとてっちゃんの眼鏡を巡る攻防の顛末。てっちゃんに不意打ちで眼鏡を奪われては取り返すのを繰り返していた星子さん、3回目ついにガードに成功。でもその直後トークの流れでほんとに凹んだみたいな顔をしてるてっちゃんに自分から「これで元気出して」と眼鏡を差し出す。なにこのすさまじい優しさ。
- 18.涙した事
- 全ライヴが終わってバンドメンバー全員がステージに並んで手をつないで挨拶してるのを見たとき。みんながあまりに晴れやかな表情をしていて、ファンが嬉しいだけじゃなくてこの人たちも今日の成功が嬉しいんだとわかった。単にてっちゃんのバックなんじゃなくバンドであって、そのメンバーに祝福されてるてっちゃんがいる、そう思った瞬間、涙がだだーーーーっ。
- 19.哀しかった事及び怒った事
- ほかのライヴなら怒り心頭だったであろう隣の客の乱暴狼藉も微妙に腹が立ちにくい。単にわたしと同じ気持ちなだけなのよねとか思ってしまう。でもこれよりひどいのはパリの時のカリビアン3人組くらいだぜってレベルの人が当初隣にいたことはいた。
- 20.自分以外の客の様子
- 見渡す限り同類ばかり。みんな同じようにきらきらを浴びてきらきらな顔していた。
- 21.自分の様子
- (テツヲタなの! 今だけ前に行かせて! 終わったら下がるから!!)というアピールは今日に限っては全く意味をなさないので流れに任せ無理をしないできらきら呼吸。
- 22.特記すべき演出
- 中盤に徹子の部屋を模したトークショー。TETSUYAバンドのメンバー一人一人をゲストに迎えて紹介しTETSUYAとの出会いについて語ったりするという趣向。てっちゃんが個人的に保管していた過去写真が紹介されて面白かった。
- 23.特記すべき出演者の衣装
- 2回のライヴと間に挟んだトークタイムとですべて着替えていたけど、なんといってもトーク〜アコースティックライヴでの白シャツ。白シャツ。白シャツ。大事なことなので何回でも書きます。
- 24.出演者が投げたもの
- 記憶になし。バナナのほかにペットボトルとかも投げたかな?
- 25.演奏・音響について
- 〈演奏〉ヴォーカリストとして経験したことのないヴォリュームのライヴだということを感じさせないくらい、最後までいい声。前回前々回は声を詰まらせた15 1/2を今日は歌い切った。〈音響〉違和感なし。
- 26.盛り上がりの程度
- 1回目のライヴは必死すぎて文字通りカオス。2008年5月8日の酸欠を越えるとまで行かなくてもそれに並ぶレベル。ライヴが終わってもしばらくうねりが止まらなかったけど、そのうち落ち着いてきた。たぶんみんなが以下のことを学習したんだと思う。1.このままじゃ朝まで保たない 2.まわりみんな自分と同じくらいテツヲタなんだから戦っても無駄 それ以降は客の多くがちょっと肩の力を抜いて、無理しないでその場にいることを楽しむ空気になった。
- 27.終わった瞬間に思った事
- だいすき!!
- 28.心に残った一曲
- 『夏の午後』。自分のでない曲を歌うことで、純粋に歌う人としてのてっちゃんが際立った。
- 29.心に残ったMC
- 「そのうち前の名前の方が違和感あるような気がしてくるから」 ほんとにそうなってほしいと心から思う。それはつまりそれだけ新しい名前のてっちゃんが活躍してくれるということだから。
- 30.心に残った煽り
- 星子さんのテツヤコール。ステージ慣れしてる人のそれよりぎこちなく優しく。
- 31.物販についての感想
- サイン入りポスター、気になりつつも手を出すに至らず。
- 32.アンケート用紙についての感想
- なし。
- 33.公演場所についての感想
- ここでオールナイトイベントは3回目。その気になったら歩いて帰れる良い立地。それにしてもこんなに詰め込んだのは初めて見たような。
- 34.本日のハイライト
- MCの隙間、てっちゃんが背を向けたときに客席から「だいすきー」の声が飛んだと思ったらフロア中の客が口々に「だいすきー」と叫び始めた(もちろんわたくしも)。振り向いたてっちゃんが一瞬の間の後にわざとひっくり返った声で「おれもだいすきー」と返してくれた。ほんとをいうとライヴが始まってからずっとだいすきっていいたくて仕方がなかったんだけどあまりにintime過ぎるような気がして声を出せないでいた。だからあのとき最初の一声を叫んでくれた人、ほんとにありがとう。あの一声が、そしてその後の流れがこの一夜の色彩を決めたような気がする。
- 35.本日の心残り
- ほんとは他の人が口火を切ってくれることに頼らないで自分から声出せなきゃだめね。
- 36.本日の疑問
- 夜中ってお腹が空くけどバナナだけで足りた?
- 37.本日一番輝いていた人
- いまだかつてない曲数をきらきらなまま歌いきったてつやさん。
- 38.本日一番愛しい人
- 全ステージを終えた後に少しほっとした表情できらきらの笑顔を見せたてつやさん。
- 39.本日一番残念だった人
- オープニングアクトについての直前の告知を見落としてた自分。ヴォーカルの人の名前も呼びたかったのにわからなくてできなかった。
- 40.本日の「もし … だったら …」
- てっちゃんのためにこの日この会場をブッキングしてくれた人に、最後まで色褪せなかった歌声と会場から飛ぶだいすきコールを聞いて欲しかったな。
- 41.出演者にちょっと一言
- お疲れさまでした。ありがとう。
- 42.出演者に愛のメッセージ
- 「だいすき!」に尽きるんだけどずっとそればかり書いてるからもう少し詳しくいうと、てっちゃん、動き出してくれてありがとう、ステージに立ちたいと思ってくれて、それを実現させてくれてありがとう、あなたの音楽と意志が好き、あなたの声と姿が好き、それらが凝集して形になったこの場所、この空気が好き、あなたがそこにいる、そのことのすべてがだいすき。わたくしの心の中の一番きれいな部分でだいすきって呼び続けたい。そして願わくは一番きれいな心で発しただいすきが少しでもあなたにとって喜びになりますように。
- 43.その他ライヴについての感想
- トークタイムでの紹介もあって、バンドとしての存在感をあわせて感じることができた。TETSUYAバンドがそれ自体生命を持って動いているんだという感じ方は初めて。
- 44.出演者総評
- オープニングアクトのTHE SPIN。室姫さんの曲だという「ファラリラリ」は愛らしくて耳に残る佳曲だった。もっともっと盛り上がれれば良かったなあ。
- 45.ライヴ後の行動
- 出たところでタクシーを拾ってさくっと帰宅。
- 46.本日のライヴは100点満点中…
- 100点。
- 47.本日のライヴを一言で言うと
- 「だいすき!!!」
- 48.本日の支出
- ドリンク代、ロッカー代、帰りのタクシー代。
- 49.今日という日について
- しばらく前からライヴにおけるgive & takeということについて考えるようになっている。それは決して等価交換ではない。ライヴは無から有を生むこと、予定調和ならざるものであって、ほんとうは力を振り絞った一歩がなければどこにも存在することができない。じゃあその力はどこからくるんだろう。アーティストの夢想や渇望はほかの人間には決して触れることのできないものだけど、アーティストがステージに立っているとき、わたしはそこに圧倒的な断絶と、断絶を越えるなにものかを同時に見る。この隔たりを前にして、ステージの上のあなたになにか輝かしい充足感のようなものを手渡せるだろうか。
- 50.次回ライヴ予定
- 28/01/2010 TETSUYA@LIQUIDROOM
*1:質問提供:http://www.xxice09.x0.com/ 質問51〜55は省略。