本日のLIVEについて五十の備忘録*1
- 01.観たバンド
- L’Arc〜en〜Ciel
- 02.公演場所
- Le Zénith, Paris
- 03.本日の日付
- 09/05/2008
- 04.公演タイトル
- "TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜"
- 05.チケットの値段
- €40
- 06.本日の天候
- 晴れて暑い。ぎらぎらの日差し。折りたたみの雨傘は日傘として活躍。日焼け止めを塗り忘れたタンクトップの肩のところが真っ赤。
- 07.本日のファッションテーマ
- 暑さ対策と動きやすさとセキュリティ。タンクトップ+カーゴパンツ、膝丈のロングシャツは並んでる途中から腰に巻いてしまった。購入したグッズ以外は手ぶら。パンツのポケットとネックストラップをフル活用。
- 08.開演前の行動
- 7時半から並ぶ。日差しと空腹と無秩序に耐える。
- 09.開演前の意気込み
- 「この日のためにワタクシは生きてきたのだ」
- 10.同行者
- 連休明けに休暇取った某社長。
- 11.チケットの売れ行きおよびフロアの混雑の程度
- ざっと見渡した範囲でスタンド席の端の方に少々の空席があったもののほぼ埋まり。フロアの前の方はとりあえず地獄のちょっと手前くらい。
- 12.座席または立ち位置
- ベーシスト様定位置から僅かに下手に寄ったあたりの3.5列目と言うところ。最前のところが3列分くらい1段高くなっていて、そこに乗れたり落下したりを繰り返していた。
- 13.始まる瞬間に思った事
- こんなに色んな人たちがあなたの作ったバンドを愛しているんだよ。
- 14.ライヴ中のノリ方
- もみくちゃにされながら踊りまくる。ついでにデジカメで録画してる奴のレンズの前でずーーーーっと手を振り続けてみたり。
- 15.セットリストについて
- ツアーが始まってからなんとなくネタバレせずにここまで来て、1曲目get out from the shellは予測が大当たり。予想外で嬉しかった曲はMy Dear(この曲のベースをもう一度聴けるとは)とforbidden lovers(たいした心臓である)、聴きたかったけどやらなかった曲はShout at the DevilとPieces。MY HEART DRAWS A DREAMは絶対フランス人受けするという確信があったので盛り上がりに納得。STAY AWAYで久々に全員ヴォーカル。
- 16.嬉しかった事・楽しかった事
- 何よりも最初に、フランスで、ヨーロッパで、ラルクのライヴがなされたということ自体。ラルクを好きになった瞬間からの夢だった。もっともっと色んな人にラルクを聴いてほしい。そしてラルクの音楽に潜む普遍性を発見してほしい。
- 17.面白かった事・笑いどころ
- 世界中どこでもMCはバナナ。あと並んでるとき後ろでスペイン人とフランス人がたどたどしい英語で自己紹介してラルクを語り合っていた。話題はどれだけラルクを好きか、どれだけラルクの歌詞がわかるか、ライヴ中日本語で叫びたいけど良い言葉を知ってるか。「カッコイー」って言えればいいよね、という結論。
- 18.涙した事
- ほんとに泣きはしなかったけどMy Dear。ある種条件反射。
- 19.哀しかった事及び怒った事
- かなり荒っぽくワタクシの視界をブロックしてくれた密録3人組。真正面に会場スタッフがいても止めないし。スタッフもわかってて制止しないし。つか会場中あちこちでやってて個々に取り締まれるような人数じゃないんだけど。
- 20.自分以外の客の様子
- ラルヲタってべつに世界中どこでも変わらないんだな、という感じ。並んでたとき周囲から聞こえてたのは、識別できる範囲でいうとフランス語・英語・スペイン語・ドイツ語。東欧っぽい言葉も聞いたけどどこのかはわからない。ロシアとオランダのパスポート持った人を見た。
- 21.自分の様子
- 向テツ性350%。実際てっちゃん以外のメンバーは見ようにも見えないし。半ば酸欠で意識を保つのに必死だった分を差し引いてこの数値。荒波にあっぷあっぷしながら必死でてっちゃんに手を伸ばしてた感じ。
- 22.特記すべき演出
- My Spaceのデザインと親和する海賊船コンセプト。7つの海を股にかけってことで、これもなんとなく予想通り。get out〜のイントロで流れた映像がすごく好きだった。全体にシンプルな分ライティングがきれい。黄色っぽい光が印象的。てっちゃんの痩せた顔に影が落ちる様子がとても美しい。
- 23.特記すべき出演者の衣装
- グレーのヘム付ジャケット(途中で脱ぐ)+ピンクの細かいチェックの開襟シャツ(肌に沿う感じが実はすごくいい素材なんじゃないかという気がする)+赤青の布を腰に巻いて黒の細身パンツ。チャームの2つついたシルバーのネックレスが開いた襟から見える位置に、もう一本すごく長い鎖のが見えない位置に(多分お腹くらいまで届きそう)。
- 24.出演者が投げたもの
- 〈ベーシスト様〉バナナ2(STAY AWAYイントロとLink間奏時)およびピック数枚。
- 25.演奏・音響について
- 〈ベーシスト様〉シアキス終盤に見られたベーシスト様的高水準基本値。削ぎ落とした演奏で集中は高かったけど壊れるほどの突破はしてない。コーラスは多少ムラがあったけどSTAY AWAYの高音は完全に入ってた。あなたでの熱唱はヴォーカル級。〈音響〉pas mal。
- 26.盛り上がりの程度
- Chaud! 熱狂的で貪欲。
- 27.終わった瞬間に思った事
- てっちゃんこの日この場所までやってきてくれてありがとう。
- 28.心に残った一曲
- あなた。切なくも優しい表情で客と一緒にコーラスする姿が焼き付いた。
- 29.心に残ったMC
- "Vous voulez manger ma banane?" あんまりマイクに拾われてなくてよく聞こえなかったけど、他のことを喋ってないのは確か。
- 30.心に残った煽り
- 前半は動き少なめだったけど、SEVENTH HEAVENでのアクシデント(下手側で揉まれてたため何が起きたかまったくわかってなかった)による中断の後、多分kenちゃんの分も頑張ろうと思ったのか客を煽るモードに切り替えていた。
- 31.物販についての感想
- ユーロ強し。Tシャツ2種各€30、リストバンド・ポスター・バッジセット各€10、パンフレット€25。このうちParis ver.のTシャツ・リストバンド・パンフレットを購入。
- 32.アンケート用紙についての感想
- なし。
- 33.公演場所についての感想
- ラ・ヴィレットは今回初めて行ったけど、わりと地味というか、そんなにがつがつ開発されてる感じじゃない。パリの新しいエリアとか言われてたのって考えてみたら20年前だもんね。会場の仕切りは普通にフランス式というか、予想通りのゆるさ。場所取りの行列からライヴ中の盗撮まで含めてこれほどの無秩序空間でラルクのライヴを経験することはそうないはず。
- 34.本日のハイライト
- Link。下手側にベーシスト様がぐっと動いたので物理的にも人生で一番てっちゃんに近い場所だったけど、距離以上に、なにかがとてつもなく「近かった」。
- 35.本日の心残り
- 物販袋あると聞いてたんだけど、なかった。些細なことだけど。
- 36.本日の疑問
- てっちゃんからはどんな風にみえてたかな。
- 37.本日一番輝いていた人
- ベーシスト様。
- 38.本日一番愛しい人
- ベーシスト様
- 39.本日一番残念だった人
- 盗撮3人組にはむかついた(携帯でちょっと取るって可愛いもんじゃなくデジカメで撮りまくり)けどなんかもうどうでもいいや。
- 40.本日の「もし … だったら …」
- なし。
- 41.出演者にちょっと一言
- 実際のところkenちゃんに何があったのかまったく見えずじまいだった。大丈夫?
- 42.出演者に愛のメッセージ
- だいすき。ラルクがこのような奇跡の存在であるのは、てっちゃんの世界観と音楽性が常に普遍性に関わっているからだと思います。てっちゃんがてっちゃんでいてくれてありがとう。いつも同じ台詞だけど。
- 43.その他ライヴについての感想
- 自分の中でラルクに抱いていたもっとも野放図な望みが部分的にせよ実現してしまった。てっちゃんにとってこれがどういうことなのかは知りようがないけど、これから妄想のサイズをどう持って行くのかな。自分はどうするかな。
- 44.出演者総評
- フランス語MCについて。hydeさんは"R"の発音を頑張りすぎてミッシェル先生*2になってた。あまりに丁寧に正しく話そうとしすぎてかえって通じてない好例。最初同じように丁寧に喋ってたけどろくに通じてないことに気づいて「間違ってても自然な口調」に切り替えたkenちゃんは確実に語学的センスがあると思う。yukihiroさんは小学生のスピーチみたい。言ってることが一番通じてたのは間違いなくてっちゃんだけどそれは発音が良かったからではなく内容があらかじめわかっていたから。雰囲気を通じさせたのはkenちゃん。そもそも客は内容なんかあまり聞いてないわけで。
- 45.ライヴ後の行動
- Porte de Pantin駅近くのマクドナルドでフリッツ&コーラ休憩してからタクシーでホテルへ。買っておいたワインとチーズで夜食。
- 46.本日のライヴは100点満点中…
- 93点。あとはてっちゃんの爆発待ち。
- 47.本日のライヴを一言で言うと
- universalité。ほんとに文字通りに。
- 48.本日の支出
- グッズ€65(Tシャツ・リストバンド・パンフレット)、並んでる間のサンドイッチと水€10、会場内でビール€16。終演後のマック€8、タクシー€20。
- 49.今日という日について
- こんなに長く体力を使い果たす1日になるとは思いもしなかったけど、てっちゃんと、ラルクと一緒にいま、ここにいられるということ、それがすべて。
- 50.次回ライヴ予定
- 勝手にしやがれ 30/05/2008 赤坂ブリッツ。
*1:質問提供:http://www.xxice09.x0.com/ 質問51〜55は省略。
*2:The World of GOLDEN EGGSに登場する胡散臭いフランス語の先生。とても他人事じゃないキャラクタ。→http://www.theworldofgoldeneggs.com/