「なにはともあれ、とっても気持ちよさそうではあるわね」とアリスは木々の下に入りました。「こんなに暑かったところから、こんなひんやりした——ひんやりしたなんだっけ?」とアリスは、ことばが出てこないのにいささか驚いて続けました。「つまりひんやりした——この——この、これの下、なんだけど!」とアリスは、手を木の幹に触れました。「これって、なんて自称してるんだろう。まちがいなく、名前がないんだと思うわ——絶対まちがいなくないわ!」*1
20日 金曜日Ce Monsieur, vous ne le connaissez pas? c'est Monsieur Lemême. Je vous présente Madame Madame. Et leurs enfants. このムッシューをあなたはごぞんじないか? これはムッシュー同一人物です。マダム夫人を紹介しましょう。このご夫妻のお子さんたちも。
アンドレ・ブルトン『溶ける魚』 巖谷國士訳
- F子様・Y子叔母とレストランで昼食。
- 夜、帰宅途中でF子様から電話。通話中にF子様は名前のない森に突入。
- F子様と電話で禅問答。
- およばれ。
- 早朝F子様に電話。いったん会話成立。
- 講義の準備。
- 掃除梅コース。
- 夜再びF子様と禅問答。
- 先生業。
- その後F子様と禅問答。
- F子様と禅問答。
- F子様の医者と面会。
- F子様に会いに行く。会話成立してお茶飲んで庭を散歩して一件落着(かと思われた)。
- 野暮用たくさん済ませて帰宅。
- 読書モード。
- 午後F子様から電話。再び名前のない森に帰還された模様。