bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

ラルクにおける歌詞が好きな事例

そもそも歌詞は聴き取れないほど良くて、意味は解体され音に埋没していなくなってしまえばいい、というスタンスなので、歌詞にフォーカスして曲を聴くことも、歌詞が好きだから曲を好きになることもまずない。ましてや歌詞カードなんてものは必要悪とさえ思っていたりする。そんな自分が歌詞が好きだと思うL'Arc〜en〜Cielの曲。

  • LOVE FLIES:単語の羅列が最高に好みに合っていてそれが音のあいだからこぼれだしてくるだけでときめく
  • Brilliant Years:言い尽くし切れていない未成熟な響きが曲自体の持つ「届かなさ感」と噛み合って存在感を発している
  • Pieces:「わたしのかけら」という一言に尽きる