本日のLIVEについて五十の備忘録*1
- 01.観たバンド
- L’Arc〜en〜Ciel
- 02.公演場所
- 日本ガイシホール
- 03.本日の日付
- 31/01/2008
- 04.公演タイトル
- "TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS"
- 05.チケットの値段
- 9000円
- 06.本日の天候
- 薄曇り。気温は高くない。
- 07.本日のファッションテーマ
- 日帰りなので「着替え不要」。よってライブTの着用はなし、終演後に予想される猛ダッシュに備えて靴は高さ10cmながら太めヒールのブーツに。
- 08.開演前の行動
- 出発前の準備は周到に。最終新幹線に乗り遅れる可能性を想定してクレジットカードと携帯充電器を忘れずに。行きの新幹線では某新刊書のレビュー書き。名古屋駅で帰りの乗り換え所要時間を計測(iPodのクロノメータ機能を初めて使ってみた)。その後本屋漁り→スタバ。
- 09.開演前の意気込み
- 座席的に音がよい予感がするのでそれを堪能する。
- 10.同行者
- なし。
- 11.チケットの売れ行きおよびフロアの混雑の程度
- 駅から会場までのダフ屋は「売り」。でも入ってみたら参加席まで埋まってた。
- 12.座席または立ち位置
- アリーナ25列35番。Bブロセンター後方って感じ。
- 13.始まる瞬間に思った事
- また来たよてっちゃん。
- 14.ライヴ中のノリ方
- 大勢を占める「前拍で手振り」をしないでゆらゆら踊ってるので多分自由すぎる感じ。
- 15.セットリストについて
- Black Rose始まりの偶数日バージョン。さいたま2日目大阪4日目と同じ。
- 16.嬉しかった事・楽しかった事
- 期待通り音のバランスが良かった(中盤の2曲を除く・19と25参照)。
- 17.面白かった事・笑いどころ
- P'UNKで夏鬱のあとへばってるKEN P'UNKをこの上なく優しい顔してみているTETSU P'UNK。そして2曲目に何を演るのか直前までわかってなかったTETSU P'UNK。
- 18.涙した事
- そういう感じじゃなかった。
- 19.哀しかった事及び怒った事
- 怒るまでは行かないけど不快指数が高かったのはALONE〜砂時計での音のバランス。ヴォーカルの音量が大きすぎて耳骨がびりびりした。歌い方がどうのじゃなくカラオケ屋でつまみをひねりすぎたみたいな感じ。
- 20.自分以外の客の様子
- 平均的なノリ方。ラルクのライヴに行くようになってからいちばんよく見た感じの。メンバーの名前を呼ぶ人はあまりおらずウェーブもさらっと2回やって終わり。
- 21.自分の様子
- 向テツ性200%。いつものように、角度で分かるテツヲタぶり。
- 22.特記すべき演出
- ディテールが色々変わっていた。冒頭のウサギの喋りとかREVELATIONでモニタに映るメンバーのイラストのタッチとか。後者は中途半端に不気味感が減ってしまっていまいち。
- 23.特記すべき出演者の衣装
- 〈ベーシスト様〉赤白菱形柄スカート+赤細身パンツ、白シャツ、バッジ沢山の黒ジャケット。パンクから後はジャケに代わって黒ベスト。髪は同一路線だけどややボリューム控えめ。キラキラストラップ。
- 24.出演者が投げたもの
- 〈ベーシスト様〉STAY AWAYイントロでバナナ1本。
- 25.演奏・音響について
- 〈ベーシスト様〉上々。壊れて挙動不審になる姿は見られず。3方向(ステージ観客舞台裏)に気配りしつつ自分の仕事をする。この方の場合ベースの音でいわゆる調子の良し悪しや機嫌の良し悪しってわからない。それくらいいつも安定してるし、壊れるだけが良い演奏ってわけでもない。コーラスの方がまだ日ごとのムラが出やすいけどこっちも本日はよろしかった。RSGの高音コーラス復活してたかな(あまりマイクに拾われてなかったけど)。〈音響〉全体としては心地よい。ベースの中音域が細部まで聞き取れる。低音もがつんと聞こえるけど不快の一線は越えない。
- 26.盛り上がりの程度
- 良い感じに楽しそう。むやみな大騒ぎじゃなく自然体で。
- 27.終わった瞬間に思った事
- 駅へGYO! ぎりぎりまで思い煩うことなく楽しみ一瞬で切り替えて帰宅モードへ、というのが勝負所だった。
- 28.心に残った一曲
- SHINE!!! 今日は2曲目のSEVENTH HEAVENで会場に音が満ちた。それが高い丸天井を1周してこの曲で体の中に入ってきた。シャララララ〜のコーラスで波のように外と内が交錯する。あとは思うさま、水の中の魚のように、むしろ水の中の水のように、泳ぐだけ。
- 29.心に残ったMC
- 「季節外れな曲を〜」
- 30.心に残った煽り
- STAY AWAY前のベース弾きまくり。すごくいい音。ベースという楽器の端から端まで。
- 31.物販についての感想
- ノーチェック。
- 32.アンケート用紙についての感想
- 存在しない。
- 33.公演場所についての感想
- 3度目にして初の公共交通機関利用。最終の新幹線にちゃんと乗れるかどきどき。こんなに音良かったっけと思ったけどむしろ席の良さだったかも。これまでの2回とも極端に左右に偏った席だったから。
- 34.本日のハイライト
- 20分くらい押して始まってShout at the devilのところですでに21時という展開だったからどきどきしたけど(あらかじめ決めていたタイムリミットは21時25分)、ハリクリを最後の音が消えるまで聴けて、テツ様が軽く挙手して捌けるところまで見られたこと。
- 35.本日の心残り
- ういろう買い忘れた。
- 36.本日の疑問
- てっちゃんリハーサルの時間は何をしてたの?
- 37.本日一番輝いていた人
- そりゃもうベーシスト様。っていうより、その音が。
- 38.本日一番愛しい人
- ベーシスト様、以上に、超がつくほどぐだぐだのP'UNKヴォーカル様。ピストルズがアメリカのライブハウスで客にビール瓶投げられてるところとか想像してしまった。ああ今ワタクシもなんか投げたい、みたいな。P'UNKというバンドがすごく愛しい。
- 39.本日一番残念だった人
- 名古屋駅新幹線ホームのKIOSKの中の人。なんで「サッポロ黒ラベルを置いている方」だけ店閉めちゃうのー。
- 40.本日の「もし … だったら …」
- もしまったく押さずに開演していたら、終演後にあった(らしい)パリライヴの発表をその場で見られたな。行くからいいけどさーーーー
- 41.出演者にちょっと一言
- ドラムの方。走り癖がちょこちょこ復活してませんか。
- 42.出演者に愛のメッセージ
- ベーシスト様。髪が伸びてきて嬉しい限りです。また長髪にしませんか。
- 43.その他ライヴについての感想
- ギターソロの時ギターだけに照明を当てるっていう陳腐な演出はもうやめにしよう。ギターソロの間こそベースの見所なのだよ。
- 44.出演者総評
- ラルクってこんなだよねっていうラルクでした。
- 45.ライヴ後の行動
- てっちゃんの姿が視界から消えると同時に行動開始。退場第1波のわりと頭の方を走って最寄り駅まで行けた。名古屋駅でビールと甘栗買って乗車、車中でこの報告書の元メモ書き*2。
- 46.本日のライヴは100点満点中…
- 88点。サプライズはないけどラルクがあった、って感じ。
- 47.本日のライヴを一言で言うと
- 水の中の水。「動物的世界は、内在性と直接=無媒介=即時性の世界であると私は言うことができた。それはどういうことかと言うと、この世界はわれわれにとっては閉じられているように思えるということ、そしてわれわれはその世界の内に自分で自分を超越する能力を見分けることができないのであるが、まさしくそういう力を認めることができない程度にちょうど応じるような形で、その世界はわれわれにとって閉じられていると言うことである。(…)われわれの眼前では、不可避的に動物は、世界の内に水の中に水があるように存在している」*3
- 48.本日の支出
- 三省堂で本3冊、スタバ、名古屋ー笠寺往復、土産(味噌煮込みきしめん・味噌卵・手羽先煮)、ビール。
- 49.今日という日について
- 平日名古屋も日帰り圏内だわという確認の日。
- 50.次回ライヴ予定
- 06/02/2008 THEATER OF KISS 代々木体育館。
*1:質問提供:http://www.xxice09.x0.com/ 質問51〜55は省略。
*2:新幹線が理想の読書執筆空間だってのは本当だと思う。帰りが新幹線だったライブだけわりとすぐにレポを書けている。
*3:ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』湯浅博雄訳、人文書院。