bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

散歩に出かける


「種々の流れの脱土地化や脱コード化においては、どんなに進んでも、ひとは決して遠くに進みすぎるということはないであろう。新しい大地(…)は、神経症的な、あるいは倒錯症的な再土地化の中に存在するのではない。こうした再土地化は、〈過程〉を停止したり、あるいは〈過程〉に種々の目標を与えるものであるからである。新しい大地は前に存在するのでもなければ、後に存在するのでもない。この新しい大地は、欲望する生産の〈過程〉の完成と一体をなしているのだ。つまり、始動している限りにおいて、また始動している度合いに応じて、既にたえず完成されていくような、あの欲望する生産の〈過程〉と一体をなしているのだ」


ジル・ドゥルーズ フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』p.456 市倉宏祐訳

「ほんの僅かの本当の外部との関係、ほんの僅かの実在する実在。これ以外の何ものをも要求してはいないのだ。だから、われわれが要求しているのは、徹底的に無頓着で物を知らない態度をとる権利である。つまり、精神分析家の治療室に入って、〈あなたのところは、いやな臭いがする〉といい出す権利である。大きな死と小さい自我という悪臭がたちこめているからである」

上掲書p.398

Amazon.co.jp*1 26日 火曜日
  • 深夜F子様が脱走だか散歩だかを企てたらしく電話で事後対応。
  • 試験採点。
27日 水曜日
  • F子様電話対応×3回、S父サポセン×2回。
  • レポート採点。
  • 爺婆向け絶品だし取り。*2
  • 渋谷でヴィヴィアンの毛糸の帽子を購入。
  • 頼まれ買い物を届けに目白方面。
  • 渋谷に戻ってムール・フリッツ・修道院ビール。→BisCafe
28日 木曜日
  • 出張ウンパ・ルンパ業。掃除人料理人話し相手カウンセラー。
  • Creature Creatureライヴ。微妙に難解な展開が良い感じ。
  • 牛たん焼き食べて帰宅後飲み直し。

*1:宇野邦一訳の文庫版は未入手なので参照してません。

*2:まともに鰹だしをとるのは15年ぶり2回目だったけど実家に渡すのが惜しくなるほどの出来と自画自賛