bibliomanifesutus microscopium II

セメン樽に顕微鏡

ベッソン+アジエンスみたいな感じで。

東南アジアのどこかの独裁国家の政府高官に囲われている女の子を救出するために医師を装って潜入して健康診断して要精密検査ってことにして連れ出さなくちゃいけないんだけどそのためにものすごい複雑な保険診療点数の書類を書かなければならず医者のふりしながら買ったばかりのお気に入りのamadanaの電卓を叩いて四苦八苦していると騙さなくちゃいけないはずの政府高官がだんだんこっちが偽物だと気づきはじめてすごく緊迫した雰囲気になってそれでも必死に医学用語を口走りながら電卓を叩いているとそのうち微妙にわざと騙されてくれる気配に変わってきてここで実は政府高官は結構本気で女の子を愛していたなんてことになったら映画みたいなご都合主義だなと思った辺りで目が覚めた。
その国では女の人は髪の毛が多いほど美しいとされていて、囲われものの女の子もアフロ並に膨れ上がるほど量の多い黒髪がさらに腰まで届くほど長くて顔は可愛いんだけどなんか鬱陶しいことこの上なかった。