『劇場版 鋼の錬金術師』前夜祭 1回目および2回目
- 客層
- 映画
- 映画は原作を知らないでも楽しめる重ためドラマで、かつ、原作を知っていればいるだけ楽しめる凝った造りでもあり、という感じ。
- ジプシー音楽っぽい挿入歌が印象的。全体に音に凝った映画だった。
- オープニングは、背景に映る断片的な映像がどれも暗いシーンで、そこにかぶさるLinkとの違和感が、ドラマを予感させてよい感じ。
- エンディングは逆に、物語が一応はうまい具合に収まったところに流れるLOST HEAVENが、とどめることのできない巨大な歴史の進行を印象づけてこれまたかっこいい。
- 劇中、とある人物が死ぬ場面で、その死体が「いわしの丸干し」そっくりだったのが強烈に印象的。
- ラルク様ライブ演奏
- 上映中ラルクファンのお行儀は総じてよかった。エンドロールが流れ出したあたりでわずかにざわついたくらい。
- 1回目上演後のライブ演奏は、そのままお行儀よく盛り上がる感じで終了。
- が、2回目上演のエンドロール後、スクリーンが上がりはじめた瞬間に1階の客の何割かがまっしぐらにステージ手前の空間に駆け寄り、にわかライブハウス状態に。
- 演奏はLink一曲のみ。後奏のところで再びスクリーンが下りると、前に詰めかけていた人たちも大人しくぞろぞろと退場。
- ベーシスト様
- 赤に近いピンクのシャツに白いパンツ、青いベースで、跳ね、手拍子し、走り回り、ボーカルさんと並んで前に出てみたり、下手で2階席に挨拶を送ったり。あたりの空気が輝いて見えた。